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極私的音楽CD制作のすすめ  1998.8 anchor.png

 夕日コンサートをデジタル録音して,コンピュータを使って極私的音楽CDを作って2年目.その制作について報告する.

 
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録音 anchor.png

 CDを作るとき,ねらいはやはり「高音質」である.そのためには,できるだけ情報の劣化の少ないデジタルで処理したい.
 録音する機材はMDとワンポイントステレオマイクを使用した.デジタル録音する機材として現在手に入れやすいものは,MDやDAT(デジタルオーディオテープ)である.MDは音声を圧縮して記録する関係上,音質の劣化が避けられない.音質を考えれば音声圧縮をしないDATが有利であるが,今回はMDの手軽さ,安さでMDを使った.
 また,ワンポイントステレオマイクを使った主な理由は風にある.夕日コンサートは鵜の浜海岸で行われる.海岸は,常に風が吹いている.そこで風対策やセッティングの手間を考え,ワンポイントのステレオマイクを使い,風対策を施すことにした.
 風対策として事前にマイクカバーを制作した.まず,ホームセンターに行き,取って付きのステンレスざるを探す.大きさはマイクの先端が被さるくらいのものを選ぶ.それをワイヤーカッターで加工して,マイクカバーを作る.使うときは,それにレンジフードカバーとして売られていたポリエチレンシートをかぶせて使う.
 実際に試してみると,高音域の減衰は若干感じられるものの,防風効果は抜群である.

(図1:自作の風よけ) acd01s.jpg

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取り込み・調整 anchor.png

 録音の次は,コンピュータへの取り込みと調整である 取り込みは,音の劣化を防ぐためデジタルで入力したいところである.最近では,デジタルで入力できるボードが増えてきた.が,資金不足のためここはアナログで入力.MDの再生端子からMacintoshのライン入力へ接続し取り込む.正直なところMacのライン入力は僅かなノイズがのる.(この機種特有の現象らしい.)けれど,自分の耳で聞いてみて,差が感じられないのでOKとする.

 音声取り込み・加工ソフトウェアとしてはMacromedia社のSoundEdit16を使った.また凝ったエフェクトをかけないで安価に済ませたいというのであれば,YAMAHAが配布しているTWE(mac)V2.0.0というフリーのソフトがある.これは動作も軽快でSoundEdit16よりも使いやすい面がある.ちなみにTWEはWindows版・Mac版の両方がそろっている.(NiftyServeのfmidivaのlib8からダウンロードできる)

 取り込みが終わったら,若干の格好付けを行う.曲の最初はフェードイン,曲の終わりは拍手のフェードアウト.このあたりの加工は,コンピュータの得意とするところである.
 また,加工のもう一つのポイントとして,音声レベルがある.生録音のデータは,ダイナミックレンジが大きいので全体的なレベルが低くなりがちである.多少のレベルオーバーは人間の耳では判定できないので,歪まない程度に平均レベルをあげるようにした方が,聞き易いCDに仕上がる.

 加工したファイルはaiffという形式で保存する.1分約10MBの大きさである.60分で600MBの容量になる.
acd02s.gif(図2:SoundEdit16の編集画面)

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CD焼き付け anchor.png

 加工した音声データが用意できたら,CD-Rに焼き付けを行う.
 CD-R用の機械は値段が下がり,焼きつけ用の生CD-Rも値段が下がってきている.(1枚300円程度である.)音声CDだけでなく,コンピュータのデータもCD化できるので重宝している.
 CDの焼きつけにはソフトが必要である.私はAdaptec社のToastCDを使った.このソフトで便利な点は,曲と曲の間の無音部分の設定を自由にできることにある.とはいえ,最近の焼きつけソフトの機能には,大きな差がないと言える.詳しくは以下の情報をご覧いただきたい.
 CD-RManiacs(http://plaza5.mbn.or.jp/~gam/index.html

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レーベル制作 anchor.png

 これまでの作業で,一応聴くことのできるCDができあがる.(一部CD-RのかからないCDプレーヤーもある)

 けれども,どうせ作るのであれば仕上がりにもこだわりたいということで,レーベルやケースの写真も制作した.
 CDの上に貼るシールは,市販されているCD-Rラベラーセットを用いた。 (サンワサプライ LB-CDRSET \3,200)
 ラベル制作には,専用ソフトもあるが,クラリスワークスを使ってラベルを制作した.専用のセットだけあって綺麗に貼れるものである.あとは,CDのケースを分解して印刷したシートを入れ替え,出来上がりである.

acd03s.jpg(図3:出来上がったCDケース<表>)

acd04s.jpg(図4:出来上がったCDケース<裏>)
 読んだだけでは分かりづらいだろうが,ぜひ挑戦してはいかがであろうか.ビデオに比べCDは気軽に聴いてもらえるので,意外とみなさんに好評であった.なお,サンプルとして上越地域視聴覚教育協議会(上越ライブラリー)に1部寄贈させていただいたので,興味のある方はご覧いただきたい.


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初版日時: 2009-02-15 (日) 20:53:39
最終更新: 2009-02-15 (日) 21:06:56 (JST) (3587d) by mtoda